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【新春番組2021:4】普段は畑で農作業、自然と生き物大好き男!矢田・野々垣翔太隊員

この記事は、令和3(2021)年1月1日にFMピッカラで放送されたラジオ番組「協力隊のいっぺこと話したい 2021新春スペシャル」を元に制作しています。

 

この記事の出演者

  • 野々垣翔太隊員(写真左、矢田集落地域おこし協力隊)

  • 高橋裕美さん(写真右、FMピッカラ)

 
普段は畑で農作業、自然と生き物大好き男

野々垣:生まれも育ちも愛知県、普段は畑で農作業。自然と生き物大好き男、矢田集落の野々垣翔太です!よろしくお願いします。


高橋:よろしくお願いします。愛知のご出身ですか?


野々垣:生まれも育ちも愛知県一宮市、人口40万人ぐらいのまちです。


高橋:まさに都会、ベッドタウンで、名古屋の近くですか?


野々垣:名古屋まで電車で20分ぐらいの場所です。


高橋:着任はいつごろだったんですか?


野々垣:令和元(2019)年の12月です。


憧れだった田舎暮らしに、協力隊として飛び込む

高橋:隊員になる前は何をされていたんですか?


野々垣:大学では英語とロシア語を専攻していて、大学3年のとき、オーストラリアのシドニーに研修で留学していました。平成31(2019)年3月に大学を卒業し、愛知県豊田市に引っ越しました。商社に就職し、自動車工場にロボットや電源設備などを売る仕事をしていました。


高橋:愛知ならではのお仕事ですね。順調に大学を卒業し、ビジネスマンとして活躍されている感じがしますが……なぜ協力隊になったんですか?


野々垣:子どもの頃から地方での暮らしに興味がありました。父が青森出身で、子どもの頃に父が体験した田舎の話を聞いていました。また、小さいころから地方に家族旅行に行くことがあり、車から見える地方の景色にずっと憧れがありました。就職後、多忙さやオフィスワークが自分に合わず、地方での暮らしに対する気持ちが強くなりました。名古屋で行われている移住相談会に通いながら、地方に移住しながら農業をしようと決めました。その両立ができる協力隊の仕事を見つけ、応募するきっかけになりました。


高橋:子どもの頃から地方での暮らしに憧れがあったんですね。たくさんある地域の中で、柏崎の矢田を選んだのはなぜですか?


野々垣:矢田集落は農業メインの活動で協力隊を募集していたからです。北海道でも似た募集があったのですが、あまり遠くに離れてしまうと、地元に帰りづらくなってしまいます。新潟なら車で5時間ぐらいなので帰りやすいです。また、海も山もあり、釣りなど自分の趣味もここならできそうだと矢田集落を選びました。


農業で生活が整うようになった
オータムポエム。11~3月に収穫を迎える

高橋:矢田では農業をされているということでしたが、どんな活動をしているんですか?


野々垣:矢田集落には「矢田営農組合」という農業法人があり、週4日農作業をしています。冬場に着任したので、ハウスで栽培しているオータムポエムの収穫・加工から始まりました。春になると田植えの準備や、枝豆にも力を入れているので、種まきや定植。夏が近づき、6月からは枝豆の収穫が始まり、朝早く起きて収穫します。9月ごろまで枝豆の収穫をしており、同時期に稲刈りが始まります。稲刈りが終わると、10月からはマコモタケの収穫が1カ月ほど続きます。その後は冬野菜、ブロッコリー、キャベツ、大根、人参、ネギ、オータムポエムの収穫や面倒を見ます。

コンバインで稲刈り中

高橋:昨年1年間でいろいろな農作業を網羅されたかと思いますが、生活は変わりましたか?


野々垣:新潟に来る前はずっとオフィスワークだったので、夜なかなか眠れなかったり、休日になるとだらけて朝10時ぐらいに起きたりすることもありました。畑作業をすると体が引き締まって、毎朝休みの日でも朝8時に起きるようになり、生活が整うようになりました。


高橋:仕事の日はもっと朝早くて、8時なんてものじゃないですよね?


野々垣:枝豆の収穫時期だと朝5時には起きて、6時には作業を始めています。


高橋:農業以外にも活動があるんですか?


野々垣:集落の草刈りやお祭りごと、神事、集落行事へ参加しています。協力隊の研修にも参加します。コロナが流行る前は、東京での移住相談会にも参加したことがあります。実際に都会から地方に移住した若者の目線が聞きたいという方とお話ししました。


高橋:相談会に来られる方にとっては良い参考になりますものね。

集落のお祭りで一枚。左端は矢田集落もう一人の隊員・山田さん
 

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