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水球をきっかけに、進学した柏崎で常に新しい目標にチャレンジ



interviewee profile
新潟産業大学学園祭のチラシを持って正面を向いている本田さん

田中 真由(たなか まゆ)さん

新潟産業大学 経済学部文化経済学科4年


■市民の皆さんにひとこと

柏崎、そして新潟産業大学でしかできないたくさんの体験をして、かけがえのない大学生活になりました。

これからは、第二の故郷と言えるほど好きになった柏崎を守る一員として、頑張ります。応援よろしくお願いします!

 

奈良県出身の田中真由さんは、大阪府の高校に進学をし、高校生の時から水球選手として活躍してきました。大学進学の際、柏崎市が「水球のまち」としてPRしていることを知り、新潟産業大学への入学を決めました。


水球で体験した助け合いの精神を、仕事に生かしたい

水球部に入り、充実した大学生活を送る田中さん。「練習の成果がなかなか勝ちにつながらない時期もありましたが、本年度の関東リーグでは勝利を挙げることができました。水球を続けてきてよかったと改めて思っています。そしてその間、選手としてだけでなく、大会運営や海外選手のサポートなど、水球を通して、助け合いの精神を体験できました」と振り返ります。

第64回 柏崎刈羽地区支会消防研究大会に参加 し、行進の先頭で指揮を執る田中さん(6月25日・ 佐藤池運動広場 第4駐車場)

水球選手として活躍する傍ら、以前から「人を助ける仕事に就きたい」と考えていた田中さんは、3年生の時、学生消防隊に入隊します。「人命救助の講習会や消防研究大会など、時間の許す限り参加しました。そしてその時に出会った女性消防士の方から『女性消防士にしかできない仕事がある』と、力強いお話を聞かせていただき、消防士になろうと決めました」




新しい目標は、消防士として柏崎のまちを守ること

目標が定まってからは、講義や水球の練習に加え、公務員試験の勉強と、日々のスケジュール管理が大変だったといいます。つまずいた時は、消防士になった先輩や、就職課に相談してアドバイスをもらうことも。その甲斐もあって、柏崎市消防本部の採用試験に見事合格、卒業後の4月から消防士としての道を進みます。

「ひとりでやり切ることが難しかった時は、悩むことはやめてたくさんの人に相談しました。就活を控えている後輩たちも、先輩や先生を頼りながら、自分の夢を叶えるために頑張ってほしいと思います」

そう後輩たちにエールを送る田中さんは、「誰からも信頼され、頼ってもらえる消防士になります!」と新しい目標を笑顔で誓ってくれました。柏崎のまちを守る消防士の活躍を、心から応援しています。

 

この記事は、広報かしわざき2023年12月号(ナンバー1257)に掲載した内容です。スタッフゼプト「柏崎サイズ」編集部が制作しています。

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