interviewee profile
村田 胡桃(むらた くるみ)さん
新潟産業大学経済経営学科4年生
■市民の皆さんにひとこと
「風輪通貨」は私自身、入学するまで知りませんでした。皆さんも、意外と知らない新潟産業大学の活動がたくさんあると思いますので、少しでも学生の活動を気にしていただけると嬉しいです。
今回紹介する村田胡桃さん(柏崎市出身)は、高校卒業後、山梨の短期大学に進学・卒業しましたが、地元の地域活動に参加しながら、社会における経済の仕組みを学びたいとの思いから、昨年の春、新潟産業大学に編入しました。
地域経済とボランティア活動、学びの可能性を忘れない
村田さんは経済を勉強する傍ら、福祉や地域経済を学ぶ平野ゼミナールに所属しています。
本来であれば、市内の商店街と協力して発行している「風輪通貨」の普及活動に参加する予
定でしたが、コロナ禍の影響で望んでいた活動ができなかったといいます。しかし、外に出られない分、講師を招いて講習会を開いたり、リモートで交流するなど、時間を有意義に過ごすことができました。
また、市内のボランティア活動にも関心を持っていて、NPO法人 地域活動サポートセンター柏崎が運営している「チェア旅KASHIWAZAKI」に参加を予定しています。
車椅子を利用している高齢者や障がいのある皆さんが、安心して柏崎の観光が楽しめるよ
う、宿泊施設など、バリアフリーの現地調査を行います。
前向きな姿勢で目標としていた業界に就職
卒業後は、短大の頃から目標としていた金融業界への就職が内定しており、現在は、就職後に必要な知識を独学で深め、社会人への準備を進めています。
「目標としていた業界への就職が決まり嬉しく思います。これからも新潟産業大学で学んだ
ことを生かし、地域に貢献できたらと思います」と、卒業後の希望を話してくれました。
自分が目指す目標に近づけるよう、編入を決意した村田さん。その前向きな姿勢が、目標とする業界への就職につなげることができました。ボランティア活動で得た経験を生かして、村田さんにしかできない「働き方」を期待しています。
就職指導の職員たちとお互い納得いくまでディスカッションを繰り返します
※撮影のためマスクをはずしています。
この記事は、広報かしわざき2021年10月号(ナンバー1231)に掲載した内容です。スタッフゼプト「柏崎サイズ」編集部が制作しています。
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