仲間がいるから頑張れる!農業法人で活躍する若き女性たち


(取材:2021年12月)


interviewees profile

株式会社ファームくじらなみ  橋爪 里奈(はしづめ りな)さん(写真左)

平成9(1997)年生まれ。柏崎市出身。別の会社に就職していたが、令和元(2019)年に株式会社ファームくじらなみに再就職。休日は家でのんびり過ごすのが好き。


株式会社ファームくじらなみ  有賀 友唯(ありが ゆい)さん(写真右)

平成14(2002)年生まれ。福島県出身。震災後柏崎に移住し、高校卒業後、令和3(2021)年から株式会社ファームくじらなみに就職。休日は家族でショッピングによく出掛ける。




朝7時30分の出社から午後4時30分までの業務終了までのスケジュール
越後姫収穫シーズンのスケジュール

―就農したきっかけは?

橋爪:高校で農業について学んでいた時、自然に触れ合うのって楽しいと思っていたけど、実際、卒業後就職したのは農業とはかけ離れた会社でした。離職後、ふと高校時代を思い出し、農業もいいかなって考えるようになりました。早速、株式会社ファームくじらなみへ見学に行くと、楽しそうに働く先輩の姿があり、自分もここで充実した日々を送りたいと思ったのがきっかけです。

有賀:進路を決める時、高校の先生に自分でいろいろ調べて探してみろと言われ、就職活動を始めました。初めは、生まれ故郷の福島で就農しようかなと思っていましたが、家族に1人暮らしを心配されて...そんな時、株式会社ファームくじらなみでイチゴの園芸をやっているのに興味を持ち、就職を決意しました。


―仕事の楽しさや喜びは?

橋爪:昨年から新型コロナウイルスの影響でハウス内にお客さまを入れてイチゴの摘み取りをしていただく事ができませんが、直売所へパック詰めの越後姫を何度も買いに来ていただき、おいしいと言ってもらえるのが何よりうれしいです。

有賀:イチゴを収穫し終わった後、次のシーズンに向けて育てる準備をします。最初は、自分が任されたハウスのイチゴがうまく育たなくて大変でしたが、試行錯誤するうちにイチゴが元気になっていく様子を見ると喜びを感じます。


―逆にツライと思うことは?

橋爪:葉を食べる虫が出たり、苗がうまく育たなかったりする時ですね。日照や天候によってもイチゴの味に影響が出るので、難しさを痛感します。

有賀:夏場は特にハウス内の温度が上昇するので、その中での作業が大変です。


―就農に対して不安はなかった?


橋爪:困ったことがあったら何でも相談できる先輩指導者がいるので安心感があります。また、新型コロナウイルスが流行する前は、いろんな施設に見学や研修に行かせてもらい、そこで情報収集することもできました。

有賀:就職活動中に事前に見学し、職場の雰囲気を知ったうえで就職できたことは大きかったです。就農してまだ1年経ってないので分からないことがたくさんありますが、丁寧に指導してくれる先輩がいるので不安はないですね。


―2人はお互いのことをどう思っている?

橋爪:一緒に作業するとき感じるのは、若いのにしっかりしているなということです。言われなくても率先して動いているのはすごいなぁと思います。

有賀:場を和ませてくれる優しい先輩で、とても頼りになります。


―今後の目標は?

橋爪:今は作業を覚えることに必死ですが、苗を育てるときに虫がついたり病気になったり、そういったリスクを素早く察知してどうしたらいいか判断できるようになりたいですね。

有賀:細かくイチゴを見すぎて、イチゴをパックに詰めることに時間がかかってしまうので、指導してくれる先輩のように瞬時にイチゴの大きさや状態を判別できるようになることが今の目標です。


―就農を目指している人へアドバイス

橋爪:イチゴの収穫が終わると、片付け作業に入るころはだんだん暑くなってくる時期。

その時期にハウス内で作業をするのはとても大変です。また、冬の除雪作業も大事な仕事。どちらも体力勝負ですが、そこを頑張れる人であれば大丈夫です。

有賀:この仕事は大きな荷物が届くこともよくあります。肥料や土を運ぶ時にフォークリフトは重要なので、そういう免許があると仕事の幅は広がると思います。    


―最後に、越後姫の魅力をアピールしてください。

橋爪有賀:越後姫は、柔らかくて甘く、ふっくらしたかわいい形が魅力的なイチゴ。1月~6月頃まで長く楽しめます。冷やしすぎると甘さを感じにくいので、食べる30分から1時間前に冷蔵庫から出して食べるのがオススメです。


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